プロフィール
笑福亭笑子
(しょうふくてい しょうこ)
神戸市出身
上方落語協会所属
特技:英会話、タロットカード
趣味:ボクシング、筋トレ、ダンス、ワイン
2004年 笑福亭鶴笑入門。メルボルンを拠点に世界で活動。落語家修行は異例のロンドンにて。
ロンドンでは4年間、落語の修行のみならず腹話術でストリートやコメディークラブに出演するなど芸を磨く。その後、大阪で改めて上方落語、厳しい落語家のしきたりを学ぶ。
メルボルン移住後は、難関テレビオーディション「オーストラリアズゴットタレント」で準決勝進出するなど、現地メディアにも多数出演し、豪華客船、世界3大コメディーフェスティバルであるメルボルンコメディーフェスティバルに毎年出演するなど、老若男女国籍を問わない芸で世界を舞台に活動中。また、ニューヨークスタジオのメソッドアクティングを3年間学び、世界配信のオーストラリア映画にも出演し、俳優業にも力を入れている。ティーンネージャーの息子の母。
世界配信オーストラリア映画『Saccharine』出演。
AmazonプライムビデオUK&USにて、笑子のソローショー”Absolutely Normal” 配信中。
海外での活躍の様子は、NHK、読売テレビ、テレビ東京などで特集。
経歴
神戸で生まれ育った神戸っ子。当時通っていた、神戸市立神戸小学校では公立の小学校で初めて帰国子女、外国人を受け入れており、笑子は小さい頃から多文化に触れることができた。神戸元町で小さなカメラ屋を営む父のお店に学校帰りにランドセルを置いて、神戸の海、山、街を庭のようにしてのびのびと遊んで育った。神戸山手女子短期大学卒業。教養学科心理学専攻。
学校で辛いことがあっても、親や友達に話すことができず、人形と話していた幼少期。好きな男の子にそっくり人形を作ってプレゼントをしたことをきっかけに、人形を作るようになる。短大卒業後、ある企業から内定を頂いていたのを蹴って、神戸市の警察署で腹話術の人形を使って交通安全を教えるという思いがけない仕事に出会い、そちらに就職。神戸市内の学校、養護施設、老人ホームを回る。この仕事、公務員待遇だったんですよ!
3年間の警察勤務の後、英語を学ぶために単身でカナダに渡る。できるだけ早く英語を上達させるために、他の日本人に会うのを避けるくらい英語に没頭するようになった。寂しくなると地元のラジオを聴いていた。(もちろん英語で)相談コーナーがお気に入りで救われた。このことがきっかけで、帰国後、プロのアナウンサーになることを決意。
大阪のテレビ・ラジオの専門学校「フェイム」に通い、卒業後わずか1年でプロになり、ラジオ大阪、FM宇治、イエスFM、ビーチステーションFMでレギュラー番組を持つ。24時間テレビ〜愛は地球を救う〜の司会を務めるなど、フリーアナウンサーとして活動していた。
シンガポールで日本語放送局が開局されると事務所の社長からきき、日本でのオーディションを待たず、直接シンガポールのラジオ局社長に電話して、シンガポールでの面接を設けてもらい、見事合格。単身でシンガポールに移住し、国営放送局メディコープの傘下、FM96.3でラジオアナウンサーとして5年半勤務。日本と違い、シンガポールでは、アナウンサーは機会操作や番組企画まで手掛けるため、新たな技術を学んだ。
シンガポール生活5年目を過ぎた頃、今の師匠、笑福亭鶴笑が、自分のラジオ番組にゲスト出演することになった。師匠の熱い言葉に感動し、その後、師匠のオリジナル芸、伝統的な落語に手作り人形を入れた独自のスタイルにアレンジされたオリジナル芸を初めて観て衝撃を受ける。老若男女国籍を問わず笑わせるその姿に、笑子は「これだ!」と直感した。ラジオ局を辞めて「師匠のように人形を使って世界のお客さんを笑わせたい!」と弟子入りを決意した。
しかし、そんな簡単にはいかなかった。「夢は必ず叶う!」とラジオのインタビューで言っていた師匠に、弟子入り志願すると、あっさりと断られる。落語は非常にしきたりの厳しい男性社会の伝統芸能で、プロの落語家になるには厳しい修行を3年積まなくてはならず、10代後半から20代前半で弟子入りする人がほとんどだった。私はすでに35歳になっていた。「結婚して普通の生活をした方が幸せになるのではないですか?落語家になるのはそんな甘いもんではありませんよ。」と断られる。そこで、シンガポールでの生活何もかも(仕事、恋人、所持品)を捨てて、文化交流使としてロンドンに赴任される師匠より1日先回りしてロンドンに渡った。ロンドンのヒースロー空港で師匠と師匠のご家族をお出迎えし、情熱とやる気と根性を見せ、ついに弟子入りを許される。
ロンドンでの4年間、落語家修行だけでなく、学校公演、ストリートパフォーマンスのメッカ、コベントガーデンでショーをしたり、数々のコメディクラブに出演したり、エジンバラ・フリンジ・フェスティバルに出演するなど、芸を磨く。修行終了後、師匠から「笑福亭笑子」の名を授かる。
ロンドンでの修行後は、大阪に移住し、他のたくさんの上方落語家の先輩師匠方からも改めて落語家のしきたりを学ぶ。古典落語の勉強に励み、上方落語の定石、天満天神繁昌亭や地域寄席に出演し、多忙な日々を過ごす。
メルボルン移住後は、英語落語、オリジナルの腹話術落語の他に、腹話術コメディアンとしてのキャリアを積み、メルボルンを拠点に、国際的なコメディフェスティバルやイベントでパフォーマンスを行う。
笑子、はすぐにタレントスカウトに見いだされ、主要なクルーズ会社のレギュラーパフォーマーになり、またAustralia’s Got Talentのファイナリストとして審査員を驚かせた。
落語家として英語で落語公演をするほか、腹話術コメディアンとして、ユニークで独自の笑を提供するエンターテイナーや司会者として、企業や政府のイベントに引っ張りだこである。
世界配信のオーストラリア映画『Saccharine』に出演。
Amazonプライムビデオでソロコメディーショー『Absolutely Normal』配信。
オーストラリアの国営放送ABC、地上波テレビチャンネル9、チャンネル7、ローカルテレビチャンネル31に出演。また、海外での活躍が認められ、NHK, 読売テレビ、テレビ東京で特集が組まれた。
映画
「Saccharine」オーストラリア映画
「あなたのためならどこまでも」
テレビ
– Amazon プライムビデオ ソロショー『Absolutely Normal』
– テレビ東京
– ABC iView “国際女性デー討論会”
– NHK 鶴瓶の家族に乾杯
– オーストラリアズ・ゴット・タレント」ファイナリスト
– 読売テレビ「グッと地球便」
– チャンネル・ニュース・アジア”プライムタイムモーニング”
– TBS ”みのもんたの朝ズバッ!”
– 名古屋テレビ
– 京都テレビ
– チャンネル7(オーストラリア)
– チャンネル31(オーストラリア)
ラジオ
– ABCオーストラリア国営ラジオ “International Womens Day debate”
– ABCオーストラリア国営ラジオ「In conversation with John Faine」(ゲスト)
– オーストラリア・SBSナショナルラジオ(ゲスト)
– メルボルン3RRRラジオ(ゲスト)
– MBSラジオ (ゲスト)
– ラジオ大阪 レギュラー番組「大阪あの街この歌」
– シンガポール国営放送局メディアコープFM96.3、ラジオレギュラー番組 ”笑子面白ろニュース!”
– シンガポール国営放送局メディアコープFM96.3 局アナウンサー レギュラー番組多数
-ラジオレギュラー番組(ラジオ大阪、FM宇治、Yes FM、FMビーチステーション)。
機内番組
– シンガポール航空マンスリープログラム J-Pop ・マンスリープログラム J-Gold
– キャセイパシフィック航空 インフライト番組
– ルフトハンザ航空 インフライト番組
CM・ナレーション
– BMW
– ディズニー
– ディスカバリーチャンネル、アニマルプラネット
– 大丸など…
企業イベント
-三菱オーストラリア
– P&G
– 住友生命
– キャノン
– 丸紅ヨーロッパ
– 英国三井物産・BP(ブリティッシュパワー)
– マッキンゼー・アンド・カンパニー
– 三木産業株式会社
– 大阪市/メルボルン市姉妹年45周年
– 在英国日本国大使館
– 在トンガ日本国大使館
– 国際交流基金シドニー日本文化センター
– シンガポール日本人会
– ビクトリア州日本教職員組合
– リバプール・シドニー、チャリティーボール
– ビジット・ジャパン・キャンペーン、ビバリーヒルズ・ヒルトン、アメリカ
– リバプール市議会チャリティーボール など多数
クルーズ・ショー
– プリンセス・クルーズ
– ホーランド・アメリカ
– キュナード (クィーンエリザベス号、クィーンメリー号)
フェスティバル
– メルボルン国際コメディーフェスティバル
– アデレード・フリンジ・フェスティバル
-メルボルンパペットフェスティバル
– ボンダイ・フィースト・フェスティバル
– メルボルン・フリンジ・フェスティバル
– ウェリントン・ジャパン・フェスティバル
– クライストチャーチ・ジャパン・フェスティバル
– アビニョンフェスティバル、フランス
– パリクラブ
– エジンバラ・フリンジ・フェスティバル
– ブライトンフリンジフェスティバル(UK)
– ハンブルク・大阪姉妹都市祭
– マレーシア芸術祭
– フィリピン・ジャパン・フェスティバルなど…
劇場
– アテネウム劇場
– モルトハウス劇場
– ノリッチ人形劇場 ノリッチ人形劇フェスティバル〜25周年記念公演
– リトルエンジェル・シアター〜ハンス・クリスチャン・アンダーソン生誕200周年記念公演
– 国立文楽劇場
– 天満天神繁昌亭(上方落語の定石)
– NGV メルボルン国立美術館劇場
メルボルンミュージアム劇場
– サウンディングス・テパパ劇場 ニュージーランド
– ラママ劇場など
